音大(音楽大学)受験コース
音大と言えば、クラシック音楽を学ぶところ、
クラシックの演奏家、音楽教育家、作曲家を目指す学生がいくところ。
これが一般的な印象だと思います。
しかし、非常に多くの科やコースが増設され、
今は、選択肢も学べることも、広がりを見せています。
近年注目されている分野として、
・音楽療法
・ジャズ、ポップス
・音楽ビジネス、ステージマネジメント
・ミュージカル等が学べる科や、コースのある大学が増えてきました。
どの道へ進もうとも、大切なことは、どの大学を出るかではありません。
大学を卒業した先のビジョンを明確に持ち、
そのためにどうすべきか、何を学ぶべきかを考えていかないと、
何年か後に、音大を出たという事実のみしか残らなくなります。
実は、私は音高時代、ピアノを弾いていて、
非常に苦痛を感じることが多々ありました。
そんなことは過去にないことでした。
そして、その感じていた苦痛の原因が分かったのは、大学生になった時でした。
音大に入り、自分が高校時代にやっていたのは、
「音楽」の勉強ではなく「受験音楽」の勉強だったことに気付いたのです。
得るものがなかったとは言いませんが、
「音楽」を勉強していたなら、多感なあの3年間に、
もっと得られるものがあったと思います。
ですから、ただ漠然と受験音楽を勉強することはお勧めしません。
音大合格を目指すのではなく、音大を卒業した後、
自分のなりたい姿に少しでも近づいていることを目指して指導していきます。
専攻ピアノ
読譜力、演奏技術の基礎を築き、少しずつ自分で考え、
応用、発展させていけるよう、引き出しを増やしていきます。
また、技術のみでなく、人の心を捉える演奏をすることを目標とし、
聴き手を意識した表現方法を指導していきます。
- ハノン
- バッハ:インヴェンション、シンフォニア、平均律
- エチュード
- 古典派作曲家のピアノソナタ
- その他(可能な限り異なる時代の作曲家を勉強します)
バッハ
移籍生の場合、特に、バッハに対する苦手意識が強い生徒が多いため、
少しずつ苦手意識を克服できるよう、丁寧に指導します。
バッハの作品の素晴らしさを伝えていきます。
エチュード
ただ音符を追う、ただ指を動かすような演奏ではなく、
各曲の課題を意識し、その曲で、最大限の技術を学べるよう指導します。
練習方法も教えますので、自宅でどう練習すればいいのか分からず、
漠然と通して弾くだけの練習から脱却させます。
技術と音楽が別々になってしまわないよう、
技術と音楽的表現を結びつけて指導していきます。
古典派作曲家のピアノソナタ
曲全体の構成力、メロディーと伴奏のバランス、
和音の美しい響かせ方、呼吸、ペダリング等、様々なことを学びます。
また、その作曲家らしさ、その曲、
その箇所にふさわしい音色、技術、表現を教えていきます。
そして、やりたいことができているか、自己判断するための耳も養っていきます。
その他
日本のピアノ教育は、古典派に偏ったレッスン内容になることも多く、
最近は、様々な時代、様々な作曲家を
幅広く勉強することが大切と考える指導者も増えてきました。
専門家として、一時代、一人の作曲家ととことん付き合うことも素晴らしいですが、
まずは、いろいろな曲を知ること、いろいろな曲を学ぶことが大切です。
広い視野を持ち、違いを知り、表現や演奏法も非常に様々であることを知ることで、
また一時代、一人の作曲家のことが見えてくることもあります。
基礎がない場合は、焦らず、上記のテキストより少し難易度の低いテキストを使用します。
副科ピアノ
声楽、管楽器、打楽器専攻の生徒は、
幼少期にピアノを習っていなかったり、早々に辞めてしまっているケースがあり、
ピアノ実技の課題が負担になることが多々あります。
しかし、「必須項目」だからやらなければならないと捉えるのは、
あまりにももったいないほど、ピアノで学べることがたくさんあります。
特に、声楽や管楽器等、単音しか鳴らせないものは、
ピアノを演奏することで和声感を養うことができます。
これは、幼少期からピアノを習っている私には経験のしようがなく、
分からなかった理由で、ヴァイオリンを演奏される方々から教わりました。
他にも、音楽を職業としていくためには、専門の楽器だけでは難しいようです。
ピアノが弾けなくても、専門の楽器だけでやっていける技術があればいいかと言うと、
ピアノが弾けない奏者は、結局は、専門の楽器の演奏もよくないことが
多いように感じます。
また、例えば、将来的に声楽の講師を務めるとしても、
毎回、生徒がピアノ伴奏を連れてきてくれることはありませんから、
簡易的であっても、伴奏をしながら、弾き歌いをしながら、
レッスンをすることになります。
音高受験のために、慌ててピアノを習い始める場合、
短期間で、ソナチネを弾けるレベルにするのは、相当な苦労が伴います。
しかしながら、大変重要かつ身になる科目でもありますので、
しっかりとサポートしていきます。
・ハノン
・チェルニー:30番、40番
または、その他のエチュード、練習曲集
・古典派作曲家のソナチネ、ソナタ
・その他(発表会やコンクール等で、可能な限り異なる時代の作曲家を勉強します)
チェルニー、エチュード、練習曲集
ただ音符を追う、ただ指を動かすような演奏ではなく、
各曲の課題を意識し、その曲で、最大限の技術を学べるよう指導します。
練習方法も教えますので、自宅でどう練習すればいいのか分からず、
漠然と通して弾くだけの練習から脱却させます。
チェルニーのみでは、不足する部分も多いため、
早めにレッスンを開始された方には、違うエチュードを使用し、基礎を築きます。
古典派作曲家のソナチネ、ピアノソナタ
読譜が苦手な生徒、拍子・リズムを理解していない生徒には、
見やすい楽譜を私が作成し、視覚的にも理解して演奏できるように
手助けすることもあります。
基礎がない場合は、焦らず、上記のテキストより、
難易度の低いテキストを使用し、確実に基礎を築いていきます。
聴音
聴音を勉強したことがない生徒でも、丁寧に指導します。
聴音は、私自身が苦労をした分野で、
いろいろと努力しましたので、聞き取れないポイントを心得ています。
和音聴音 |
手作りの教材で、生徒に合わせて進めていきます。
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|---|---|
旋律聴音 |
拍の取り方、書き方の指導から始め、最初は簡単なメロディーを書き取ります。
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和声聴音 |
2声から始め、4声が聴き取れるよう指導していきます。
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対位聴音 |
単旋律の聴音があるレベルに達したら、
ポリフォニーを聴き取るトレーニングを開始します。
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基本的には、市販のテキスト数冊から、
生徒に合わせて問題を選び、体系的に組み立てていきます。
苦手なポイントは、その都度、私が問題を作成し、補っていきます。
聴音のみ努力しても、成果があがりにくいので、
拍子感とリズム感もトレーニングしていきます。
音楽は、何か1つだけ努力すればいいわけではなく、
相互作用が大変強いため、1つ1つの項目をバラバラに学習せず、
点と点を線で結ぶ学習の仕方が必要です。
楽典
市販のテキストを使用して、学習していきます。
楽典で得た知識を、演奏で生かすことが目的ですから、机上で終わらせることはしません。
リズム基礎
比較的簡単なリズムうちから始め、拍子と音価を理解しながら、
少しずつ難易度を高くしていきます。
リズムうちができるだけでなく、学んだことを演奏実技に生かすことを
目的としています。
ピアノだけ弾いていると、何となく弾けてしまうリズムですが、
きちんと理解することで、音楽をより一層理解し、演奏が変わります。
ソルフェージュ
ソルフェージュは音楽の基礎であり、
丁寧に勉強していくことで、専攻楽器の演奏もどんどん磨かれていきます。
特に、歌は音楽の基本ですので、然るべきタイミングで、
信頼できる声楽家の先生をご紹介しております。
発声から、コンコーネ、コールユーブンゲン、
新曲視唱、イタリア歌曲まで、大変丁寧にご指導くださいます。
中学・高校の吹奏楽で管楽器・打楽器に出会った方へ
個人レッスンを受けていない方は、
すぐにでもレッスンを開始することをお勧めします。
独学やプロ奏者、プロの指導者ではない方からの指導は、
悪い癖をつけ、それをとるのに時間を要する場合が多々あります。
よい指導者のレッスンを受けることは、最善であり、最短の道となります。
コネクションがない方は、私がお世話になっている先生方、
音楽仲間、音高・音大に通っている生徒たちを通じて、
ご指導いただける先生をお探しすることも可能です。
少しでも音楽系大学への進学を考えている方は、
すぐにでも行動に移さないと、受験に間に合わない場合もありますので、
お早めにご相談ください。
レッスン時間は、年齢とレベルによって、
受験までに必要となるレッスン時間をお知らせします。





